2012/Oct/21 Sun | Zoikhemの必修
秋の日本を『舌』で味わいに
小旅行に。
残念ながら、Choyeでは無いペットと(笑)。
いや、食う事に関してはChoye以上の逸材は少ないですし、本当に残念なのです。
ただ、今回は或る意味一つの儀式でありまして(謎)。
深まり往く秋に高原の木々は徐々に葉を落とし、或いは色付き、でも紅葉というにはモノ足りず、な微妙な表情を見せてくれます。
『秋の奔り』と思えば、其の薄い彩度も悪い光景ではないな、とローカル線に揺られながら思い到ったZoikhemです。
オッサンになったものだ、と(汗)。
今回目指したのは一つの料理店。
いや、正確には料理店ではなく。
廃校を利用した、地産地消の町おこし的なムーヴメント?
つまりは廃校舎に東京の名店が出店して、地の産物を食べさせてくれる、そんな催し。
これが実に素晴らしく。
そうでなくとも風情タップリの廃校。
築100年を数える校舎が夕日に燃える。
教室に誂えられた、イタリアンの調度、黒板のメニュー。
地の酒と地の野菜、魚、鶏、そこに閃く都会的なセンス。
楽しくないわけが無いですね。
お勧めです(って具体的な情報は伏せますけども(汗))。
被災地への活力という意味でも、
廃校という文化遺産の再利用という意味でも、
土地ならではの本当の美味を都会的な洗練で味わうという美食の意味でも、
今回のイベントは実に素敵なモデルケースになり得ると感じました。
子供たちの匂いだって未だ残っていましたからね、今回の学び舎には。
それだけで鼻の奥が痛くなって、味わいだって記憶野ごと刺激して活性化ですよ?
料理人にとっても、ひとつの挑戦として得るものも多いだろうと思いますしね。
ところで。
廃校好きで食い意地も張ったZoikhemとしては
『廃校オーベルジュ』
なんてものも出来てくれないかな、と願ったりも。
ほら、そうしたらエロスもいけるし(笑)。
子供の声は絶え、されど・・・
という事でエロスではありません。
仕舞
Zoikhem