<< Nov 2024 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  

マイノリティの種類の変質

森山未來版『Hedwig and the Angry Inch』を観てきました。

ネタバレをしないで書くのはムズカシイ、特に批判の場合は(汗)。

まず前提として。
演者は素晴らしかったです。

特に森山未來。
普通にファンになりました。
キレのある体、そしてムーブ。
唄の表現力も必要充分。
ステージ上での存在感も、思い切りの良い演技の冴えも見応えがありました。

演奏陣も素敵で、イツァーク役の後藤まりこもなかなか堂に入ったエキセントリック。
天使属性は余計と思いましたが、これは演出の罪ですね(謎)。


つまりは演者に不満は無い。

不満を感じたのは、脚本、そして訳詩。


まぁね。
三回目の国内版ともなれば、製作者に余計な力瘤が入るのも良く判ります。
一回目は国内版というだけでも意味があり、二回目はブラッシュアップの価値があり、さて三回目ともなれば新機軸!と思うのもモノヅクリの方々としては極自然な発想ではあるのでしょう。

そして、これは重要なのですが311以降の国内エンタメが、この未曾有の大惨事から無重力でいられるのは相当に困難な訳です。
でもだからといって率先して踏み台にせんでも、とは思いました(謎)。

具体的には書けませんが、311を踏み台にした所為で、主人公ヘドウィグの孤独の原因、
カタワレ探し
の意味自体がすり替わってしまった。

居場所の無さの其の発生理由が変わってしまった。
マイノリティは『セクシャル』なだけで充分だった。


現代を反映しすぎたんですね、つまりは。
とZoikhemは思うのです。
ネタバレ無しではこれが限界(汗)。


で、訳詩に関しては、超名曲である
Midnight Radio
に関してだけです。
でも其れがでかすぎる。

作品自体の問い掛けですらある
マイノリティの立ち方
が抜け落ちてしまっている気がします、今回の訳詩では。

Here's to Patti
And Tina
And Yoko
Aretha
And Nona
And Nico
And me

And all the strange rock and rollers
You know you're doing all right
So hold on to each other
You gotta hold on tonight

ここで羅列される名前が何故に有名女性ロッカーばかりなのか(男性もありに変えられていました)。

And you're spinning
Your new 45's
All the misfits and the losers
Yeah, you know you're rock and rollers
Spinning to your rock and roll

この『ハブテモノ賛歌』にZoikhemなどは何度勇気付けられたことか。
実際に【misfits and the losers】である身には強く響くんですよ、この歌詞が(涙)。

うん、ニュアンスが変えられていました(汗)。
非常に残念。


でも悪いことばかりでは無くて。

現世感を強く打ち出した所為で、少なくともコメディパートは素敵に下世話で楽しかったです。
振り切った演技も効果的でした。
森山未來が時にKABAちゃんに見えた、というのはたぶん誉め言葉でしょう。

…逆に、シリアスパートへの切り替えが上滑りに感じたんですけども、あ、結局批判になってしまった(汗)。

いかんいかん。
基本的にはお勧めなのです(笑)。

あと数日しか東京公演はありませんが、是非とも
前方のスタンディングエリア
でロックのライブ然な態度でご鑑賞されることをお薦めいたします。
色々と楽しめますよ(謎)。

安いし(笑)。

Hedwig and the Angry Inch - Midnight Radio



追加された刺青が少し見える
もう少し丁寧な編集をすればもっとよく判るのですが、それはまたいずれ。

仕舞
Zoikhem

permalink | comments (0) | - | posted by Zoikhem

八月が終り

秋の声は月が発しているように思えるZoikhemです。
庭からも、もうとっくに秋の虫たちが。

まだまだ暑いですけどもね(汗)。

という事で、indexの画像などを入れ替えています。
先月撮影の幾つかのシリーズから、此処は直球で水着写真を選びました。

Choyeは案外と人前でも平気そうでしたが、一緒に居るZoikhemのほうが集まる視線に挫け気味でございました。
世の飼主さんたちは凄いなぁ。


外では使い辛すぎる靴
なにせ、ヒールが苦手、という致命的なChoyeの欠点がございまして。

仕舞
Zoikhem

permalink | comments (0) | - | posted by Zoikhem

1ページに1枚

1ページに1枚写真を掲載いただくと矢張り嬉しいですね。

何かといえば、ここ数年にわたってお付き合いを持たせて頂いている特殊雑誌
秘性
のvol.8が発売になったのです。

…ムックのほうが正確?



今号から厚さ的にも攻め込んで、更には読み物的にはキリキリと鋭く責め込んでいます。
Zoikhemは毎度ながら、お写真だけですけどもね(笑)。

なかなか良い値段ではありますが、お遊びでは無い生き様としての特殊エロスが、魂の飢えの赴くままに詰め込まれています。
Zoikhemごときが『SM』を語るべきでは無いとは思いますが、生ぬるいアンチ倦怠期アイテムに堕したカジュアルSMなどでは絶対にありえない凄みは、一読の価値ありです。

宜しければ。


もう夏衣装も打ち止め
そろそろ秋のエロスも考えねば。
このプランを練っている時間が実に楽しいのです。

仕舞
Zoikhem

permalink | comments (0) | - | posted by Zoikhem

最後の頑張り

今日も暑かったですね。

でも何というか、消える直前の灯火というか。
最後のひと頑張りというか。
夏のね。

総括するのは早すぎますが、今年の夏はZoikhem的には充実していた良い夏であったように思えます。
体調も崩しませんでしたし。
あ、夏風邪くらいは導入しましたけども(笑)。

エロスもエロス以外も其々の新奇も復習も、貪欲に楽しんだZoikhemですが今夏最大の自己改革を上げるとするならば。

Zoikhemはクラフトビールの面白さに目覚めた!

になります(笑)。

酒は地酒。
ビールにも当てはまるんだなー、と。

連発したフェス参戦もあいまって、この夏は何十リットルのビールを飲み干したのか、自分でも恐ろしいほどです。
何十どころじゃないか(汗)。

皆様は、どんな夏を過ごされましたか?
思い残しの有る方は、積乱雲の元気な内に思いの丈をぶちまけてくださいな。


クラフトビールを求めて海へ
この夏の画像です。
クロスな境目。

仕舞
Zoikhem

permalink | comments (0) | - | posted by Zoikhem

Choyeの処女をまた一つ奪いました

サマソニ処女を捨てたChoyeです。

詳細はまたいずれ。
あ、エロスは無いです(汗)。


アヘ顔ダブルピース
ただし、暑くて、アヘ顔です(汗)。

仕舞
Zoikhem

permalink | comments (0) | - | posted by Zoikhem
< Zoikhemの必修 17 | top |