2009/Sept/3 Thu | Zoikhemの必修
田舎の古い家の、大家族
『サマーウォーズ』を観ました。
夏が終わる頃になって(汗)。
『大成功したセカンドライフ』とも言えるWeb仮想空間の描写(何故か格闘とか)に関しては、少々噴いてしまうところもありましたが、現実世界の、つまりは
『古き良き日本の夏、田舎版』
のシーンに関しては、本当に胸を打たれました。
Zoikhemなどは、まさにそういう境遇で少年期を過ごしましたので。
でかい古い家で、何かとあっちゃ親族が揃い、大きな座卓で皆で食事、といったこの作品、ほぼまんまな感じのZoikhem家でした。
勿論、あれほど大きな影響力はありませんでしたが(汗)。
今となっては、もう取り戻せないなぁ…、と個人的感慨と映画の感動を一緒くたに楽しんだ次第です。
田舎の旧家ならではの鬱陶しさだけは、そのままですけども(笑)。
細田監督の前作である『時をかける少女』と比べてしまうと可哀想ですが、充分以上に魅力的な作品ですので気になっておられる方は是非。
ただ。
Zoikhemの場合は、ヒロインに感情移入(あるいは異性として支持)できませんでした。
或る意味、判りやすく女性の負の側面をにつぶしたような…
女性キャラと男性キャラの扱いの差を見るにつけ、この監督は女性を嫌いなのか、とさえ感じましたから(汗)。
まぁ、オッサンや兄ちゃん、そして主人公含む少年が格好良い、と言うことの裏返しなんでしょうけども。
大地に根ざしたアートフェス
三年に一度のなかなかに楽しいイベントです。
展示作品よりも『田舎そのもの』が実に楽しい。
仕舞
Zoikhem