2006/Sept/30 Sat | Zoikhemの必修
『P』以外の何物でもなし
買い逃していたTHE MARS VOLTAの『Amputechture』を購入。
因みにアルバムタイトルからのLinkで、一応全曲試聴出来ます。
ATDIの頃から好きな人たちなのですが、いよいよ判りやすくジャンルとしての『P』にズブズブと埋まってきました(笑)。
2ndがチャートを席巻して「しまった」彼らですが、其れ故の楽しい現象も散見される様です。
例えば。
ビルボード初登場4位!→とりあえず買ってみよ、流行ってるみたいだし。→わ、なんじゃこりゃ。訳わからなすぎ。一曲30分て長すぎ。→中古屋に売却→段ボール箱セールで大量に。
と言う流れや(汗)、
ビルボード初登場4位!→とりあえず買ってみよ、流行ってるみたいだし。→わ、なんじゃこりゃ。凄すぎ!新しすぎ!→音楽系図上の文脈とか判らないけど、とりあえず知的で斬新!万歳!
と言う流れなど。
前者は兎も角、後者は非常に興味深いです。
判ずるべき知識や経験を持たない世代層にまで猛烈に売れ、その一部には支持され、しかも『オリジナルな』解釈で其の素敵さを語り合う(某SNSなどには素敵なレビューが溢れていました)。
言い訳っぽいですが、これは批判でも何でもありません。
本当に興味深いなぁ、とZoikhemなどは思った次第です。
斯様な『オリジナルな解釈』や『誤読』なくして、文化の練磨は在り得ないですからねぇ。
因みにZoikhemの耳には
『普通にプログレッシブ・ロック』に聴こえます(汗)。
精神性や音楽的スタンスとしてプログレッシヴで在るか否かは別問題として、音楽ジャンルとして完全に『プログレ』の範疇である事は疑い無いように思えるのです。
で、精神性も完全にプログレッシブです。
と言うか、大好きです。お勧めです(笑)。
取っ付き易さでは1stが一番ですが、今回の3rdも聴き応え十分の力作です。
…Zoikhemの如き者には、ですけども(汗)。
『P』な皆様には3rdが一番取っ付き易いと言う恐ろしい事もあるのかもしれません(笑)。
血気盛んな若い衆には如何届くのか、ライブで観察する予定のZoikhemでした。
それにしてもTOOLは別格にしても、LAMB OF GODやMASTODONの新作もどんどん強力に『P』化を進めていましたし、この「流れ」は非常に興味深いです。
何処に行きつくのか、若衆はついてこれるのか(汗)。
全国の『かつてのPボーイだった皆様(勿論現役の方も)』、最近の斯様なヘヴィロックのトップランナーの中には、かなりの率で『Pの遺伝子』を受け継ぐ音を弾いているバンドが混じっています。
もし宜しければ、お試しくださいませ(笑)。
あぁ、今日は何時にもましてニッチで非エロスなネタでした(汗)。
霊獣『息』と隷嬢『Choye』×4
今日は、大盤振る舞いです。
一日で七枚は多すぎでしょうか?
非エロスな駄文の埋め合わせです(笑)。
最近、好きな路線ではあります。
特に三枚目とか。
仕舞
Zoikhem