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読書体力

休日。
特に予定も無い午後。

Zoikhemはついつい古本屋や中古レコード屋などを巡ってしまいます。

レコード屋はまだ良いのです。
ダレダレの弱い決意で『一応』買った盤も、『ながら』で聴いて消化する事が出来ますから。
そんな中に掘り出し物も時として雑じっていて、間違った『報酬系』が形成されてしまい、財布を薄くする無限軌道が眼前に開かれるわけですけども、其れは其れ(汗)。
Zoikhem自身全然辛くありませんし、其の点に関しては全く無問題です。


話がずれそうなので強制的に修正。

問題なのは、、です。
古本屋で一冊100円の本でも、消化(其れほど大それたモノで無く、目を通すだけでも)するために、最低限必要な時間量と言うのは馬鹿に出来ないんですよねぇ…。

逆に言えば、安い投資で長く楽しむ事が出来るとも言い得る訳ですけども。

購入する時は、鷹揚にドシドシ大量にレジ前に積み上げますが、部屋に帰ってふと我に帰ると、目もろくに通せていない書籍の山を前にベソをかく始末なのです。

いや、今日のZoikhemの事実と言うか日記ですけどね。
そして先週のZoikhemの事でもあります(汗)。


しかも、厄介な事に同じ買っても『直ぐ手にとる本』と『未処理山脈に積み重ねられる本』の間には、明らかな傾向の差異が認められるのです。

すんごく捻りの無い理由なのですが、
エッセイなど柔らかな日本語で平易な本
は直ぐ手にとり、あっという間に読み終わります。
甚だしくは、其の健やかさに、何度も読み返します。
が。
専門書や純文など接するに集中を必要とする、更には場合によって日本語では無い本
には、なかなか手が伸びないのです(汗)。
買うまでは純粋に知的好奇心や、必要性に背中を押されて、悩みもしないのですが、いざ自分のモノになると読書の必然性が雲散霧消してしまうのです(汗)。
読むべき時が来るまで、書が俺を呼ぶまで待とう。今惰性で読むのは作品に対して失礼だ
などと嘯き、山脈の標高を伸ばして行く最近のZoikhemなのです。


もう完全にアレですよ。
此処一年ほど『読書体力』が凄く落ちている様なのです。
読書などと限定せずとも、本当にもっと純粋に体力が落ちているのかもしれません(汗)。

一つのモノに一心不乱に取り組むには、体力が必要なんだなぁ、と今更ながら納得です。
悪い意味で。

せめて、ハードコアな大著を読み耽る事が出来る程度には体力をつけようっと。
おぉ、二日続けてなんだか前向きな結論だ(笑)。
しかも、あっさり、ですね(笑)。


最新にして結構自信シリーズ
相当に自己満足度は高いシリーズです。
皆様のお声次第で、掲載の時期が決まります(笑)。

仕舞
Zoikhem

Trackbacks

Comments

牛蒡 | 2006/Sept/10 23:32

そう、
年齢と共に視力、集中力が落ちますね
文章の書き方で疲れの度合いが違います。
脳内の集中プログラムが起動しにくいんですかね?

Zoikhem | 2006/Sept/10 23:45

>牛蒡様
「文章の書き方」というのは、書物の中の文章の書かれ方、という意味でしょうか(汗)?

確かに、同じ「小説」でも酷く疲れるものもあれば、すいすい読みこなせるモノの差も大きいですねぇ。

自分で書くとなれば、更に如実に体力の影響を受けます(汗)。
リビドーすらも肉体の支配下です(涙)。

ねこかぶり | 2006/Sept/12 02:27

>「読むべき時が来るまで、書が俺を呼ぶまで待とう。今惰性で読むのは作品に対して失礼だ」
書を捨てよ、町へ出よう(笑)

>最新にして結構自信シリーズ
寄り目もかわいいオフィーリア(笑) 尼寺へ行かないでください。本を読むのはハムレットに任せておきましょう。

>問題なのは、本、です。
重さがねえ、  いや物理的な(汗)。

Zoikhem | 2006/Sept/12 16:49

>ねこかぶり様
大体、書と一緒です。
街歩きの際は。
撮影の時だけは荷物の関係上、書の入る余地はありません(笑)。

精神的にも(笑)。

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