泣き笑い→
なき‐わらい〔‐わらひ〕【泣き笑い】
[名](スル)
1 泣きながら笑うこと。
笑い泣き→
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『笑い泣き』→検索HIT数 約53,000件
『笑い泣き』も無視出来ない程度には使われているのに、辞書的には載っていないようですね。
と、何時も以上の唐突な展開で申し訳御座いません(汗)。
使われている方のニュアンスとしては、やはり『後ろの形容詞・副詞が主たる成分』なのでしょうか?
其れともソモソモ、そんな事は意識されないで、使われているのでしょうか?
『後ろの形容詞が主成分』という意味では確実に『笑い泣き』だった、今日のZoikhem、午後。
場所は某カフェ(汗)。
連載中に一度読んでいるにも拘らず、今日発売の『ハチミツとクローバー』の最新刊(9巻)を読み耽ったZoikhemは、込み上げる想いと一緒に鼻汁を嚥下し(汗)、瞬きを多めにして零れる寸前の涙を盛んに蒸散させておりました。
で、失敗してました、まんまと(笑)。
一つの方向に束ねる事の出来ない、様々な雑多で未分化な感情の奔流に押し流され、時折笑ったり、時折頭痛を伴うアパシーに沈んだりしながら、基本的には涙ぐんでいたZoikhemなのです。
九ヶ月ぶりの新刊。
其の感動は矢張り獰猛で、Zoikhemなど簡単に引き裂いてしまいます。
長く学校に居座り過ぎているZoikhemだけに「引っ掛かり」も多いのかもしrません…。
時限式の楽園である『学校という揺籃』の甘やかさ、苦さ、切なさ。
特に『美大』というのは、とりわけ甘美な揺れをもたらす籠であるのかも。
Zoikhemは美大生ではないですよ、因みに(笑)。
説明が遅れましたが『ハチミツとクローバー』は現在も月刊誌コーラスにて連載中の漫画です。
ある美大を舞台に繰り広げられる、誰しも一度は嵌り込むであろう『青春の轍』と『恋という名のこの世でもっとく美しくも苦しい病』の群像劇です。
アニメ化されたり、映画化されたりと、其の評価は良くも悪くも大高値ですが、柔らかい表面の裏には相当にどろどろとした溶岩が滾っている様な、強面の作品だと思います。
Zoikhemには、流して楽しくするりと読めない作品、でもあるのです。
とてもとても、無理(汗)。
渾身の精神的なスタミナを消費してしまいます。
そんなわけで、今日もデコレートされた軽妙なギャグに笑いつつも、基本的には大泣させられました。
そう。
『笑い泣』かされたのです。
うん、やっぱり『泣き笑い』よりは『笑い泣き』が正しい様に思えます。
この読後感に相応しい感情の揺れは。
『ハチミツとクローバー』は今盛んに映画版の宣伝をしています。
原作に強い思い入れがあるだけに映画の出来には不安もあるのですが、少なくともキャスティングに関しては、ありえない程に完璧です。
ポスターを見ただけで『誰が誰か』一目瞭然ですから(笑)。
これに関しては、おそらく同じ意見が圧倒的だと確信するZoikhemです。
うーん、公開が待ちきれません!
試写を観た人間の評価は概ね好評みたいですし、うずうず(笑)。
ただ、公式サイトでまで画像公開を渋るジャニーズ事務所に、Zoikhemは渾身で『鉄槌下し』をお見舞いしますです(汗)。
原作に関しては、色々な意味で鉄板ですから、全ての漫画読みは必読ですよ!
映画の宣伝文句の「全ての恋をしている人に」を遥かに越えて、かつて「青春に悶えた」全ての人のお勧めです。
そう、実はオッサン、オバサンにこそお勧めなのです、本当は。
過ぎ去って思う、青き春を、今朱き夏や白き秋にいる方こそが、正しく評価出来、美しく眺めえるのですから。
勿論、玄き冬に佇まれる皆様も是非御覧くださいませ(汗)。
いや、本当に。
騙されたと思って、皆様読んでくださいませm(__)m
それにしても。
「教師は学校に囚われた幽霊の様…」
花本先生のハッピーエンドを強く望むZoikhemです(笑)。
想いを強すぎて、非常にとっちらかった雑然として文章になってしまいました(汗)。
それを含めて察して頂ければ幸いです。
甘やかな時
中々良い写真ですね、我ながら(汗)。
少し照れますけども。
Zoikhemも登場しております。
仕舞
Zoikhem