2006/Oct/6 Fri | Zoikhemの必修
格差?
イライラしながらも見てしまう『大田総理〜』ですが(汗)。
Zoikhemは『格差社会と言う現代日本批判テーゼ』に違和感を覚えます。
違和感の正体は色々に分析されるのですが、其の一つが以下の様なものです。
先ほど或る野党議員が仰っていた、
「東大生の殆どは富裕家庭から出ている」
→
「これは、経済格差が教育格差を生み出している証明」
的な意見には、結果として同じでも其の構成要素に大きな欠落があると思うんですよねぇ。
社会格差、特に経済格差の要因の中で最大にして根源的なモノは…
過激な寸鉄であるかもしれませんが、それは完成しつつある『能力格差』だとZoikhemは思うのです。
この場合は『能力』の定義が偏屈に過ぎますが、この『能力の集中』こそが権益の集中の源泉であると、そうZoikhemは考えるのです。
『カシコな男とカシコな女が生殖・繁殖するのなら、カシコな子供が出来る確率が高いのは当たり前』であって、現代日本で有利な能力な持つ『系統』が育っていくのも、其れも当たり前であるなぁ、と。
究極的に言えば、欧州中世貴族に特定の遺伝病が多かったと言うのと、同じであるのかもしれません。
純粋に遺伝的な問題でもあるなぁ、と『批判テーゼとしての格差社会』を遠くから思うZoikhemでした(汗)。
でも、本当は同じような能力傾向を持つもの同士が純粋培養を繰り返していくのは『選択の多様性・可能性』と言う観点からは非常に危険な事なんですよねぇ。
進化の袋小路に邁進しているわけですから、或る意味。
過剰に限定されたの条件、環境でしか己の優位を持ち得ない事は、生物としては非常に危ういはずです。
逆に言えば、女子アナウンサーが野球選手を非常な高確率で生殖相手に選ぶのは、遺伝子の命令としては実に正しいわけです(笑)。
己の遺伝子に欠けているであろう、肉体的な頑健さとアスリート的な経済活動の優位さ、と言う『選択の多様性』を子孫に組み込めるわけですから。
えぇ、正しいのです、凄く。
生物としては(笑)。
この話を進めると某兼業タレントである美人女医の如き、
「金銭的に恵まれて育ち、己も金銭を獲得する術を充分持ち合わせているにも関わらず、生殖相手に過剰な経済能力を最低条件として求める」人間は、遺伝子の軛から自由になったニュータイプであるのか?というテーマに行き付く訳ですが、其れはまた別のお話。
いや、将来的にも、多分しませんけど(笑)。
因みに、Zoikhemは現在どちらかと言うと格差の下の側から上を眺めております(汗)が、現状の日本に構造的な不満は持ち合わせて折りません(各論は別として)。
只のZoikhemの能力不足が原因の様です(涙)。
現状の善悪を問うている訳ではありませんよ(汗)。
いつもながらの只の戯言です。
一応言い訳として最後に。
DINO
といえば、珍しく『ちゃんと終わった』柳沢きみおの作品であります(笑)。
仕舞
Zoikhem
Comments
牛蒡 | 2006/Oct/6 23:59
遺伝子と本能、経済力に、チ0コとマン0が連動する意味で
野球とアナウンサーは正しいですね。
凱旋門賞のディープインパクト。
血統で3位でしたか?
ルパンの映画作品でラストに《脳》が出てるのは
峰不二子をモノにしようとしましたし。
老いは止まらない
「妻をめとらば」のラストは・・・
天下りや利権欲は老いの遺伝子が命令するのでしょうか?
Zoikhem | 2006/Oct/7 00:25
>牛蒡様
競馬はまさしくブラッドゲームですからねぇ。
統計をとれば、本当に『血』が出るそうです。
ただし、全てのサラブレッドは二頭?に行き着くと言いますし、そういう意味では最初から『袋小路』であるわけですけども(汗)。
利権欲などは、もっと普遍的なものかと。
誰にでも普遍的にあるものでしょう。
加速装置は男性特有の『老い』由来の己の存在証明でしょうけども。
あぁ、この話題もいずれ。
M-FUCKER | 2006/Oct/7 02:47
いつもお世話になります。
さて、さて、格差ですか・・・「東大生の殆どは富裕家庭から出ている」・・・これは 事実であり 昔は国・公立といえばどちらかというと 私学にいけない?親に負担かけたくない・・・などの理由から いわば 一般庶民のモノであったわけですが・・・といっても 大学までは 富裕層は 私学が圧倒的に多いらしいですね・・・
私学の良さは それなりにあるようですが・・・
M−FUCKERも 昔・いわゆるお嬢様高校の 女子高生付き合っていた関係で その友達とも遊んだり・・・ということありましたが、中身はともかく・・・(そう、中身はともかく・・・笑)
礼儀・作法・言葉遣い あきらかに違いましたですなぁ・・・・ 結構 好感もてました・・・
とはいえ、よく云われる 格差が 代々続くという事は仕方ないといえばそれまでですが、やはり 悲しいことではあります・・・
先日 TVである先生が 生活保護の家庭の子が 大人になって 生活保護・・・個々事情は違うでしょうが M−FUCKERなどは ガラにも無くやはり 悲しくなるのです・・・
己が 富裕層でないのが 起因するのかもしれませんが、やはり 子を持つ 一人の親としては 己は変態でどうでもいいのですが、子の幸せは 願ってやみません・・・
ちょっと、M−FUCKER ぽくなかったですね・・・(笑)
Zoikhem | 2006/Oct/8 19:54
>M-FUCKER様
国立大を蹴り損ねた身としては私学の良さを訴えたい所ではあります(笑)。
有利な遺伝子が有利な条件で育つわけですから『固定』が進行するのも、当然と言えば当然なのでしょうけども、確かに寂しい現実ではありますよねぇ。
戦後三世代も立てば、エスタブリッシュメントも出来上がると言うことなんでしょうかねぇ…。
駅のホームに平気で座りこむ、女学生を見ると反面教師の実例として理解出来てしまうのが悲しいZoikhemです(汗)。
白鳥 | 2006/Oct/9 14:19
格差云々を語ってる面々はどうも上から目線で物を言って
るようなのが我慢ならんですねぇ。格差社会をどうのこうの
するつもりなら労働意欲を「生活のために働く」→「働いた結果で生活する」という風に変えないといかんでしょうね。
大学進学者がほぼ富裕層子女であるならば『大学新卒者は1年目は無給で働く』とかのマニュフェストを「太田総理〜」で提出すりゃぁいいんじゃないですかね。どうも日本は仕事
してない状態をあぁだこうだと気にしすぎるような気がしま
すよ。仕事なんぞはできることだけを追求してやればいいんですよ。かく言うデスクワーク好きの私は1年3ヶ月間のほぼ無職状態を経て10月からタクシー配車業務やっとります。
白鳥 | 2006/Oct/9 14:23
言い忘れましたが、サラブレッドの元をたどると3頭に行き着くそうですよ。
Zoikhem | 2006/Oct/9 20:13
>白鳥様
上からの視線が我慢ならない、全く同意見です。
判り易い表現であるためか、メディアも使いまくった其の結果、実態の無い敗北感だけは蔓延すると言う現状は、なんだか悲しいですな。
Zoikhem | 2006/Oct/9 20:14
>白鳥様
有難う御座います。
Zoikhemも自信が無かったのが「?」からバレバレですね(汗)。
もっと調べてから書くべきでした。
今は色々と便利ですしねぇ。
ダイ | 2006/Oct/10 03:26
「太田総理〜」苦手な番組ですね、Zoikhemさんと同じでイライラしてくるんですよね。
格差の話について、いろいろあるようですが、人が複数存在する以上生じる現象なので仕方ないと思うのですが如何でしょうか?
但し、上にいけるチャンスが与えられる社会の仕組みは必要だと思います。(下層を彷徨う私も、チャンスが欲しい・涙)
遺伝の話で、大好きな競馬の話が出てきているようなので補足を
サラブレッド三大始祖について。
ダーレーアラビアン。ゴドルフィンアラビアン。バイアリータークだったと思います。
Zoikhem | 2006/Oct/10 20:09
>ダイ様
おぉ、詳しい解説有難う御座います。
むかし、ダビスタの解説本で読んだ様な記憶が在るのですけども…(汗)。
新作でもやってみるかな(笑)。