2008/Nov/18 Tue | Zoikhemの必修
ご推薦『成人向けコミック』
を最近購入した中から幾つか紹介させて頂きます。
成人コミックの類は、未だに一番の源泉です。
Zoikhemにとってエロスの。
大概の事は実現可能の目星が付いたか、既に実現してしまった今現在(偉そうですが(汗))。
妄想無限大の産物である完全創作物こそが、主な栄養源な訳であります。
まぁ喩え、『実現可能性が高い種類のエロス』であっても、映像作品よりは活字やコミックのほうが好きなわけで、そもそものZoikhemの性向であるとは思うんですけども(汗)。
グダグダな前書きはこの辺で、早速紹介。
作画力にはまだ難があります。
作品によって構成力にもばらつきがあります。
ただ、其のエロスは芳醇です。
『被虐⇔加虐』といった、特殊な性欲の価値交換を、形而下的なつまり即物的な段階で終わらせていない。
恥を偲んで書くと
『愛の発露としてのSM』。
エロスの交換通貨として、登場人物の間でやり取りされるのは『愛という名の金貨』。
いやー、書いていて恥ずかしいですな(汗)。
一部の話では、徹底して単純化された暴力的なエロスも垣間見えます、一応。
しかし、大部分の物語では、
粘膜に、
縄に、
ピアスに、
痛みに、
仮託して交換される情愛が語られています。
まさに純愛的被虐⇔加虐。
ご覧になられる方の性癖によっては虫唾が走るのかもしれません。
まぁ、其れは其れ(汗)。
個人的には、ピアス施術のシーンで
『テラマ○シン軟膏』
が描かれている事に嬉しくなってしまいました(笑)。
どうやら作者は女性のようで、性癖的にも多数派ではないご様子(汗)。
素敵な女流の登場は頼もしい限りです。
海野やよいさんの新作『特殊』エロスに触れにくくなってしまった昨今、Zoikhemとしてはくろ氏(リンク怒られるかな(汗))の成長に楽しみにせずにはおれません。
今後に大いに期待、です。
上で紹介した『正しい彼女の愛し方』とは或る意味対極に或る作風。
まぁ、現代の鬼畜王の1人とも言えるオイスターの新作ですから、さもありなん(笑)。
徹底した不条理、意思疎通の不可能な関係における暴虐のエロス!
嬲られる女性(時に男性)には、一切の自由意志が認められません。
『最後には感じる(或いは理解しあえる)』といったエロマンガ的なオチ(救い)は微塵も存在しません。
主人公的な登場人物は、最初から最後まで『被害者』です(汗)。
Zoikhemはこの作家さんが表現する加害者側(概ね男性)の『目』が苦手です。
苦手で、でも嫌いではありません(汗)。
人間性をそぎ落としたエロスの化け物としての瞳。
交渉など受け付けるはずも無い正気を逸脱した視線。
気持ち悪いんですよ、これが。
で、説得力を増すんですよ、これが(笑)。
…ドデカ過ぎる男根描写は、正直シンプルに苦手、ですけども(汗)。
これまた。
ご覧になられる方の性癖によっては虫唾が走るのかもしれません。
まぁ、其れは其れ(汗)。
伝説の作家さんのエロス復帰を祝う再刊本。
上二冊のような極端な作風ではありませんが、多くの方に一番お勧めできるのはこの本かもしれません。
今回お勧めする三冊の中では。
バランス感覚が良いんですね。
作画が美しいですしね。
シズル感もありますしね。
ピアスシーンもありますしね(笑)。
作画力、と書きましたが絵の方向性は一定ではありません。
ばらつきがある、というよりは様々に遊んでいる、というべきでしょう。
或る話などは一時期の桂正和そっくりで、色々な意味で生唾を飲み込んでしまいます(笑)。
と言うことでお勧めコミック作品でした。
尻肉にも紅葉が…
何故、こうなったか、前後を含めていずれ公開します。
Choyeが一番怖がるお遊戯なんですよね、この手の『熱さ』は(笑)。
仕舞
Zoikhem
Comments
zeu | 2008/Nov/19 01:22
オイスター氏の作品は手を出そうとして結局出さないままでした。
多人数で陵辱っ気が強そうな作品が多そうな印象を持ってて…
ぶっちゃけてしまえばヤローが沢山居ても嬉しくありませんから(笑)
自分はどうも限られたキャラ達が一時的に閉じた世界で展開するという
作風が好きみたいです。
あと今はピアスよりも刺青描写を求めてたり・・・
ただ若手作家の誕生は歓迎します。
くろ氏、久々に買ってみようかなと思いました。
Zoikhem | 2008/Nov/19 01:36
>zeu様
あぁ、オイスター氏の作品はまさにソレ系です(汗)。
様式的な要素は、ほぼ皆無。
徹底した人格否定&陵辱です。
オスが多いのも、其の通り(汗)。
刺青系の責めとなると…。
1人心当たりが御座いますので、また何時か(笑)。
牛蒡 | 2008/Nov/20 22:11
くろさんや胃之上さんを探しに行ってきます。
かるま龍狼を探しているのですがなかなか無くて。
絵だけなら沙村広明も捨てがたいです。
氏賀Y太クラスですかオイスター氏は?
Zoikhem | 2008/Nov/22 02:10
>牛蒡様
くろさんや胃之上さんを
は、お勧めです。
かるま龍狼、見つからない場合はAmazonかと(笑)。
中古でよければ大概あります。
氏賀Y太氏とは、全然方向性が異なります。
オイスター氏。
血や内臓とは縁遠いです。
『人を甚振る』という意味では、同じかもしれませんけども…。
ちなみにZoikhemはオイスター氏は、良い意味でも悪い意味でも一種の嫌悪感を覚えつつ鑑賞します(汗)。
氏賀Y太氏は、ただただ面白いです(笑)。
こっちのが問題ですかね、Zoikhemの性格的破綻としては。