2007/Apr/10 Tue | Zoikhemの必修
『猟奇刑事マルサイ』!
自信を持って推薦できる一冊です。
そして、これを他人様に推薦することで、己の評価に一定の方向さえ与えてしまう、そんな一冊です。
当Labに足を運ばれた方ならば、ご存知の方も少なくないかもしれません。
Zoikhemもお世話になっている『ニャン2Z』で、数年前に連載されていたマンガ作品です。
こう書いては失礼に当たるでしょうが、(マンガ)専門誌でもない誌面には相応しくないほどの圧倒的な筆力を誇る作品で、連載当時すでに魅了されていたZoikhemは編集者氏との遣り取りの中で単行本化の予定を伺ったほどです(笑)。
当時は、それほど前向きな話は聞けなかったのですが(汗)、連載終了数年を経て突然の単行本化!
作者である大越孝太郎氏の既発の作品を追って入手するほどにファンになっていたZoikhemにとっては、素晴らしい朗報です。
そして、恐らくはこちらをご覧頂いている皆様にとっても。
なぜか。
上に「専門誌でもない誌面には相応しくないほどの」
と書きましたが、作品が有する『異端エロスの濃密な描写』を省みれば、これほど適した発表媒体は当時少なかった、とも言えるからです。
つまり、怒涛のエロス。
つまり、果てなくビザール。
つまり、面白い(かつ実用にも適する、Zoikhemのごとき辺境のエロスの持ち主には)。
出版社のコメントの抜粋ですが、
『拉致・監禁・SM・ラブドール・カニバリズム・復讐・人間椅子・生前葬儀・ゴミ屋敷......奇才・大越孝太郎が描く猟奇的欲望の事件ファイル!!』
に嘘はないです。
早い話が、最初に戻って大推薦!なわけです。
新品で1500円しますから、Amazonでも送料無料ですしね(汗)。
そもそもイニシャルが少なく、さらに言うなら店頭で買い難い女性の皆様もAmazonなら平気ですしね(笑)。
ひとつ残念なのは『全話収録』では無いことです(涙)。
精選されているとは思うのですが、エロスの方向に…。
個人的にはこれだけが残念でした。
いつか、補完版が出ることを今から願うZoikhemでありました。
大越孝太郎氏の作品は、少なくとも商業的に単行本化されているものは、すべて一見の価値ありです。
『マルサイ』を読まれて、何がしかの感動を得られた方は遠慮無く次に進んでくださいませ(笑)。
冥奴Choye・裸エプロンヴァージョン
これもとりあえず一枚だけ。
冥奴シリーズはかなりきつい『責め』シリーズを孕みつつ、会員エリアで近日公開の予定です。
痛そうなのや、可哀想なのを含みつつ(笑)。
仕舞
Zoikhem
Comments
牛蒡 | 2007/Apr/12 00:48
地元市内の本屋を4軒探して、2冊だけでした。
殴り屋が無かったですね。
女医さんは、「多重人格探偵サイコ」に近いかな。
ジャックというキャラクターは「工藤ちゃん」ですか。
大越さんの作品は数が少なそうですね。
現実的な「マルサイ」責めのイメージを出来る本は
三和出版で「苦痛系」が出ています【廃盤かも】。
コアマガジンでしたら古本屋あたりで「BURST]を
探すのも良いかもしれません。
choyelove | 2007/Apr/12 20:47
ありがとうございます。
男として(俺だけじゃないはず!!)
うれしい限りです。
やっぱ、裸でエプロン
ベタ過ぎるけど一番の憧れです。
Zoikhem | 2007/Apr/13 01:46
>牛蒡様
今日、某ビレッジヴァンガードには山積みされていることを確認しました(笑)。
殴り屋と、あとゆうこりんがありませんねぇ、記憶にあるだけでも。
同氏の作品『フィギィッシュ』にはプロトタイプマルサイが掲載されています。
もしよろしければ是非。
Zoikhem | 2007/Apr/13 01:47
>choyelove様
近いうちに全面的に公開しますので、ご期待くださいませ。
近いは、素敵に主観です(汗)。
ダイ | 2007/Apr/13 19:14
連載当時の「Z」を持っているので、単行本を購入するか迷っています。
かなり特殊な内容にもかかわらず、流石はヴィレバン(汗)
最寄の店舗では、数日前に「ビジョメガネ」を購入するかで格闘させられました。
Zoikhem | 2007/Apr/14 23:44
>ダイ様
微妙な加筆や編集はそこらじゅうにあります。
が、大筋はもちろん一緒ですので、Zのバックナンバーを持っておられるダイ様には『ポチ』っとAmazonでとは勧め難いですねぇ(汗)。
Zoikhemは先日に引越しの際、Zなど投稿詩はすべて処理してしまいました(涙)。