2006/Apr/18 Tue | Zoikhemの必修
好きと好きが重なって…
今日は暖かいですね。
と、珍しくこんな時間にZoikhemです。
逆に今夜は不在なわけですが(汗)。
良い感じに健やかなお天道様に報いるべく、花でも愛でに行く予定です。
花町とかそういうオチではなく、植物を、です(笑)。
思えば、ZoikhemはChoyeに出会うまでは、これほど季節の風物に心躍る人間ではなかった様な気がします。
昔から図鑑を眺めてニタニタしている様な使えない子供でしたが、そういった自然界(敢て自然とは書きません)の事物への興味も、当時は散文的で博物学的なものであって、知識の収集其れ自体に官能を得ていたように思い出されます。
因みに一番好きだった図鑑は『魚類』の其れで、『白身で美味』などの記述にお腹を鳴らせておりました(笑)。
読書の楽しみからはかなり素敵に逸脱していますね(笑)。
話が飛んでしまいそうなので、この話題は鞘に収めます(汗)。
其れでも当時から、動物のダイナミズムには想像力を掻き立てられ、巨大な建造物や自然の偉容には、まだ見ぬ世界の大きさに胸躍らせていた美幼年Zoikhemですが、所謂植物にはトンと興味が保てませんでした。
純博物学的な興味以上、つまり心が泡立つ様な『感動』、を以って草花に接する事が出来なかったのです。
まぁ、大体の『男の子』がそうであると思いますし、必要以上に当時の己の感受性の鈍さを嘆こうとも思いませんけども。
ただ、翻って二十代末期、今日ののZoikhemを顧みるに、現在への変化の起点に思いを馳せずにはおれません。
そうChoyeとの出会いです。
少なくとも草花の、萌え出る、そして枯れ逝く美しさに感応するシステムは、Choyeによって構築された様に思えるのです、Zoikhemの中に。
あたかも袋角のように鈍く包まれていた、Zoikhemの感覚器の或る一種は、Choyeによって『剥かれた』のです。
Choyeが花を愛でる女性で、ZoikhemはそんなChoyeを好きになって、重なって、…Zoikhemは花を愛でる様になりました。
こういう事って、実に素敵な事ですよねぇ、と臆面も無く書かせて頂きます。
Zoikhemの中の『好き』は、いろいろな人との出会いによって、芽を出し、交配し、様々な形で花を咲かせてきました。
花の色艶への論評は、この際置いといて(汗)。
Zoikhemと縁があった人、女性、ペット(笑)の中にも、多少なりともZoikhemが関係した『好き』が在るのではないかな、と考えると夜道に心強い明かりを燈して貰った様な心持になります。
素敵だな、と。
「好きと好きが重なって、好きが生まれる」…数少ない、疑問の余地のない『世界を動かす黄金律』だと確信します。
Zoikhemは、一度好きになったモノを、余り嫌いにはなれない性分なモノで、今では世界に『好き』は満ちています。
見逃せないほど大量の『好きではない』も存在しますけども(笑)。
『世界を好きで満たす』…文字に書くと非常に面映いですが、Zoikhemが生きていられる大きな目的でもあります。
いろいろな人が齎してくれた『好き』で、今日もZoikhemの世界は足掻くに足るのですから。
ところで。
Zoikhemとの出会いによって、Choyeの中に新たに生まれた『好き』。
確実なのは『ガンダム』でしょうか(笑)。
案外珍しい接合中写真
この花も勿論好きです(笑)。
今日は、少し風情を変えてお送りしました。
さて、熱燗を魔法瓶に入れて出発です。
仕舞
Zoikhem
Comments
るかるか | 2006/Apr/18 18:23
「ヘンとヘンを集めて〜、も〜っとヘンにしましょ〜!」
という歌がありましたが、「好き」も集まると「もっと好き」とか「大好き」とか「それも好き」とか、相乗効果をもたらしますよね。
かくいうるかるかも、奴隷様の「証」としての身体改造への興味、関心は、今は無き某サイトとZoikhem様です。
こちらのBBSでの皆様の過激な痴態(失礼!)を拝見する度に、「あれ好き!やってみたい!」とか、
「これ面白そう!今度やろっ!」とか。
まだまだ皆様には足元にも及びませんが、どんどん「好き」なもの(プレイ)が増殖していっています。
これも皆様のおかげかな?
・・・「ガンダム」、いいですよね〜(しみじみ)。
GとかWとかXとかターンAとかは、実はあんまり趣味じゃないのは、やっぱ年寄りだからかな???
ねこかぶり | 2006/Apr/18 22:27
いい話を聞かせて頂きました。
あのかたが道々わたしたちに話しかけ、また、聖書を説き明かされたとき、わたしたちの心は内で燃えていたではないか
ル○による福音書の最後の方 ちょっと思い出しました。
バチ当たるかしら(汗)
vignoble | 2006/Apr/18 23:32
ただいま到着なのです、疲れたです(汗)
お醤油、仕事の合間に買おうかと思ったのですが、
今回は時間がなくて買えずに帰ってきてしまいました。
お二人の出会いにまつわる とてもほのぼのとした、
心が温まるお話・・・少しばかりの嫉妬も含めて(笑)
読ませていただきました。
真夜中のお出かけなのですね、月下美人の撮影には
季節が未だ早いですし・・・。高遠の桜とか、桜前線を
追いかけての北紀行なのかしら。
普段はあまりお見せになられないメローなZoikhemさまの
書き込みに絆されてしまったのでしょうか・・・私の心の
ざわめきはいつもよりも強いようです。
フライトから戻るといつもなぜだか変なのです。
気圧の所為なのか、月の満ち引きが影響しているのか
わかりませんが・・・今夜は、すごく甘えたい気分なのです。
見ちゃいけない画像も見てしまいましたし(笑)
行ってらっしゃいませ! Choyeちゃま、Zoikhemさま
熱燗で二人の笑顔に乾杯!
開花して受粉させられても、実ができないようになっている
vignoble でした(笑)
vignoble | 2006/Apr/19 00:05
深夜の臨時便、【詠み人知らず(^^;】でございます。
沖縄はあと10日くらいで梅雨入りの季節になります。
4月中はパック旅行も格安なので、連休前のこの時期が穴場なのでお勧めいたします。
海はまだ少しばかり冷たいですが泳げます、人も少ないので撮影も可能かと(笑)
それでは、昨晩に引き続き、沖縄がらみの歌をいくつか。
16.ゴザの街 照林さんの ワタブーショー 故人の面影 辿りつつ行く
17.人の愛 語り聴かせた チャンプルー 笑い絶やさず 「唯我独尊」
18.嘉手納基地 空域広くて 股くぐり 見えぬ空路に へばりつき飛ぶ
19.夕闇に 光ひとすじ 滑走路 天空遙かに 続く道なり
それでは、わたくしも今夜は甘えさせてもらいます(笑)
さゆり | 2006/Apr/19 00:14
はじめまして。さゆりと申します。
るかるかさんの所から、やって参りました。
衝撃です・・・
お二人の愛の深さを感じます。
まだ、過去のエントリを全部読んでいませんが、とりあえずコメントさせて頂きました。
これからも、ちょくちょく拝見させて頂きますm(_ _)m
牛蒡 | 2006/Apr/19 00:33
醤油ネタですいませんが
小泉武夫著『発酵は錬金術である』を読んでみてください
野菜から醤油をこさえる話が出でいます。
Toris | 2006/Apr/19 02:40
「光の幕の向こう…
何が起こってるんだ…!?」
『サイコフレームの共振!?』
あぁ、是こそがこのLabの魅力で御座いますね。
多くの方々が其の魅力という引力に魅きつけられている所縁
で御座いましょうか。
心の汚れを洗い流すようなお話、有難う御座いました。
Zoikhem様、Choye様は日々また一段その高みへと昇られているのですね。
vignoble | 2006/Apr/19 08:14
おはようございます、まだ半覚醒状態のvignobleです。
昨夜は、ご主人様に甘えさせていただいたつもりが、
途中からなぜか縛られてしまいました(笑)
私も、お醤油ネタです(笑)
髪の毛からお醤油を作る話、ご存知ですか。
大東亜戦争中の物資不足のために代用食品開発研究の
一環として実際に京都大学で行われたそうなんです。
白鳥 | 2006/Apr/19 12:49
80年代初頭に流行ったガンダム自体には全く興味を示しませんでしたが、挿入歌の「哀・戦士」にはものすごく反応した80年代歌謡曲好きの私です。ちなみに、デビュー当時の井森美幸はデビュー曲「瞳の誓い」の中で『♪好きな人が愛するものを私も好きになりたいから〜♪』と歌っておりました。
氏はまだお若いので大丈夫でしょうが、男性は老齢になって花鳥風月を愛でるようになったら枯れてきた証だそうですから、今後はご留意のほどを。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:04
>るかるか様
タイトルは『其れ』からの援用です(汗)。
エロスの『刺激』…これもまた『好き』の伝播ですねぇ。
有難い事です。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:09
>ねこかぶり様
Choyeは一応ミッション系の出身らしく、楽しそうに微笑んでおりました。
ねこかぶり様の書き込みを見て。
本当に判っているかどうかは怪しいですけれども(笑)。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:11
>vignoble様
余り『らしくない』であろう事は、理解しております(汗)。
しかし、これもZoikhemの一様、という事でして。
蛮勇を奮う悪逆な兵士が、慎み深い父親でもある、なんて事も良くあることですよね。
沖縄。
一度行ったきりなので、そろそろうずうずしております。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:13
>さゆり様
はじめまして、さゆり様。
光栄の窮みであります。
主従ともども、感謝致します。
近いうちに、一度遊びに行かせて頂きますね(笑)。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:13
>牛蒡様
実に楽しそうなタイトルです。
是非とも探してみます。
まずは大学の図書館で(汗)。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:15
>Toris様
映画版のエンディングには吃驚しました。
違い、違うとは聞いていましたが…。
Zoikhemはテレビ版のエンディングのが好きですねぇ。
全肯定、其れはもはや人の業ではないかもしれませんが、目指しはしたいです。
真剣に。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:16
>vignoble様
そのお話、Zoikhemも何処かで聞き及んだ事があります。
Choyeに話してやったら、醤油話なのに、何故か酸っぱい表情をしておりました(笑)。
Zoikhem | 2006/Apr/20 21:17
>白鳥様
「哀・戦士」は歌うと泣いてしまう歌の一つです(汗)。
「めぐりあい」も涙腺には厳しいですが、この歌も攻め込んで来ますねぇ。
井上大輔…残念です。
ねこかぶり | 2006/Apr/20 23:41
>Choyeは一応ミッション系の出身らしく、楽しそうに微笑んでおりました。
望外の喜びでございます(笑)。
「心は内で燃えていたではないか」と言う言葉が、ふと心の表面に浮かびましたのでつい。
もう一つ浮かびました。お二人に相応しいかと
And this maiden she lived with no other thought
Than to love and be loved by me.
Zoikhem | 2006/Apr/21 00:00
>ねこかぶり様
ZoikhemはZoikhemで楽しくやっているわけですけども(笑)。
まぁ、其れも含めて主従ですから(謎)。
Max | 2006/Apr/22 13:06
素敵ですね、
「好きと好きを合わせて、もっと『好き』にしましょう」
それこそ、「自分ではない他人」がいる理由ではないでしょうか。
お互いに、お互いの好きを紡ぐような関係、素晴らしいと思います。
Zoikhem | 2006/Apr/22 22:55
>Max様
そういう観点でも、広い意味で価値観が重なる相手というのは重要ですよね。
そして、其の重ならない部分と言うのも、実に重要に思えます。