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神が安い、カリスマが叩き売りというけれど

先日、或る記事を読みまして。

曰く
「最近の若者は表現の多様性が無い。」
「感動は何でもスゲーヤベー
「ちょっとした卓越をすぐに『神認定』する」
神7だの神曲だの、神の価値も下がったものだ」
と。

まあねぇ。
言わんとせんことは判ります。

一昔前に『カリスマ〜』が流行った時などは、Zoikhemも似た様な感想を持たしましたし。

でもねぇ。
言わんとせんことの尻馬に易々と乗るのも憚られまして。

結局は『若者叩き』の一形態な訳で、そんな一億年前から存在する悪癖に加担するのも一寸恥ずかしいかなぁ、と。

三十路って年代は微妙ですね。
大人に組するのも不慣れで、子供の振りをするには肩腰が痛すぎる、という(笑)。


ところで、上記の『』やら『カリスマ』やらが最近は安過ぎる、という主張。
最近の語彙には厚みが無さ過ぎるという主張。

ちっとも、そんな事は無いですよねぇ?
少なくとも『最近』という側面は。

そういう『大層な言葉』を『安く大量消費』するという風潮は、例えば500年にだってありました。

鬼義重
鬼武蔵
鬼美濃
赤鬼
青鬼
鬼十河
鬼弾正
鬼左近
鬼小島弥太郎

などなど鬼鬼鬼。

そして、鬼石曼子(汗)。

最後は少々意味づけが違いますが、ほんとうにもう鬼だらけです。
ちなみに戦国時代の武将さんたちです。

』も安くなったものだって、当時もしたり顔で嘆いたんですかね(笑)?


昨日、いっぱい先行画像を貼ったので今日の画像は一日飛ばさせて下さいませ(汗)。
昨日の駄文の中から遊びにって下さいな。

仕舞
Zoikhem

Comments

スッパマン | 2012/May/19 19:06

この業界も鬼が沢山居ります。

鬼羅、鬼辛、鬼乙女、鬼剣舞、鬼面山、鬼びっくり
酒呑童子(一応鬼ですよね)、鬼太郎・・・

多いからこっちも多い
飛騨自慢鬼ころし、若竹鬼ころし、佐渡の鬼ごろし、
北海鬼ころし、精撰鬼ころし、清洲城信長鬼ころし、

蒸留してみました。
鬼っち、鬼に金棒、鬼の涙、鬼嫁、鬼虎魚、鬼之手、
鬼番長、鬼倒、鬼の念仏、鬼兜、

こちらは意外に少ない・・・
八丈鬼ころし、老田の鬼ころし

西洋の魔王や大魔王入れてみましょうかねぇ(笑)

Zoikhem | 2012/May/21 08:19

>スッパマン様
其方関係も鬼だらけですね。
好きな部類の鬼が多いです(笑)。

いずれにしても案外と語彙が貧弱、というかこんなものは紋切り型で良いような気がします。

『神』も良いじゃない、と。

スッパマン | 2012/May/23 02:44

神の方が多いかもしれづ・・・。

神亀、神雫、神渡、雪の白神、白神のロマン、白神
神の座、白神のしずく、七福神、超神、雷神光
龍神、神奈川物語、天神囃子、天津神力、神代
神杉、養神、神の井、神鶴、神楽、神聖、神鷹、
神代の舞、龍神丸、神撰、神露、神招、神髄
神雷

八百万の神の国ですからね。御神酒って奴ですかね(大汗)

Zoikhem | 2012/May/24 20:15

>スッパマン様
偶然かもですが、神のほうが個人的に好きなものが多いですね。
お神酒あがらぬ神はなし、な素晴らしい国であると思います(笑)。

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