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人生に必要な事の69%

入梅の週末、皆様は如何お過ごしでしょうか?

Zoikhemはボチボチ小康状態なのですが、Choyeが撃沈の週末を迎えております(汗)。

経口で感染したのでしょうか?
それとも粘膜感染(笑)?

いずれにしても症状から観察するに、Zoikhemが震源地であるのはほぼ間違いないようです。

飼い主としての責任感に、感染源としての申し訳無さも手伝って、ついついChoyeに甘い顔をしてしまうZoikhemなのですが…。


Z「どう?調子は?ちゃんとご飯食べてる?」

C「うん、ううん、余り食欲無いの…。ポカリばっかり飲んでるの…。」と消え入りそうな声で。

Z「…何か欲しいモノある?俺の手料理なら食べれる?薬とか足りてる?今からでも行ったげるよ」
時間は現時点(6月9日午後23時半)より24時間ほど前。
罪悪感と対を成す甘い対応。

C「アリガトウ、きてほしい、うれしい」

Z「うん、じゃ、駅に付いたら連絡するよ」

C「あ、待って、持って来て欲しいモノがあるの。ごしゅじんさまの家から」

Z「なに?オレ以外で必要なものって」

C「ごしゅじんさまの家にある『女帝』の4巻から先を持って来て欲しいの」


…はぁ!?
女帝!?


どうやら、
先日Zoikhemの部屋を訪れた際、冒頭三巻を読んでいた模様。

学校の友人に、『女帝』が面白かったと告げた所、
「私は大ファンで全巻持ってるYO!人生に必要な事の69%は『女帝』から学んだYO!!」
と火に勢いをつけられた模様。
火の国の女の話だけに。


で、発熱で持て余す無聊を、読書で慰めよう、と。
「女帝」で慰めよう、と。
其の為に、飼い主に運んで貰おう、と(笑)。

いやはや、で御座います。

いや、持ってってあげましたけどね(汗)。
終電に揺られながら。
紙袋に大量のコミックを詰めて。

ついでに、自分でも読み返して、其の面白さにChoyeと続きの巻を奪い合いましたけどね。
お陰で、今日もChoyeは熱が下がらず、唸っていますけどね。
火の国の女だけに(笑)。

冷えぴたシートを貼りながら、しっかりと読了したChoyeと、煮込みうどんを作ってあげながら、矢張りしっかりと読了したZoikhem。
似合いと言えば、似合いなのかもしれません(笑)。


昨夜のカレー話の辛さを埋めて余りある、甘口ばなしで失礼いたしました(汗)。
胸焼けを起した方は、これもある意味スパイスな漢方胃腸薬でも服用ください(笑)。


今度Zoikhemが寝込んだ際には、choyeの部屋にある『悪魔の花嫁』を全部持ってこさせようっと(笑)。


アサボラケ
高原の朝です。

仕舞
Zoikhem

Trackbacks

Comments

vignoble | 2006/Jun/10 04:14

この時間まで書き込みが皆無とは驚きです(笑)。
風邪がネット感染して、皆様ダウンしたですか!?

Choyeちゃまを気遣ってお部屋まで行かれるなんて、
Zoikhem様はやっぱりとてもお優しい方なのですね。

で、Zoikhem様はコスプレで看護"夫"さんになったですか!?(笑)。

godoh | 2006/Jun/10 04:29

ステキダ・・・ぁぁ。

こっそりご相伴にあずかりますですよ。フフリ

ha | 2006/Jun/10 08:19

いやはや、ごちそうさまです。
ようやく僕も「嫌われ松子」観てきました。
全てを自分色に染め上げる中島監督の強烈な手法には
いささか胃もたれ感もありましたが、
ラストシーンには涙が出そうになりましたよ。

Zoikhem | 2006/Jun/10 11:05

>vignoble様
Zoikhemの体内で劇症化したんでしょうか、風邪のウイルスが(汗)。
皆様寝込んで無ければ良いですねぇ。

しっかりと裸エプロンで、おいしい病人食を作って差し上げましたよ(笑)。

Zoikhem | 2006/Jun/10 11:05

>godoh様
甘ったるいモノで失礼いたしました(汗)。
田舎料理で御座いまして。

それにしても…女帝、恐るべし(笑)。

Zoikhem | 2006/Jun/10 11:08

>ha様
そうなんですよねぇ。
強力すぎる作家性は、場合によっては諸刃の剣であろうとZoikhemも思います。

散見される原作ファンの怒りの根っこもその辺かもですね。

しかし、良きにつけ悪しきにつけ、これほど強力な『自分メソッド』を持っている映画監督は稀かと。
Zoikhemの見るところ、ティム・バートンクラスで在る様に思えます(笑)。

ha | 2006/Jun/11 01:37

あの感動を追体験しようと再度映画館に行ってきました。
演出も脚本も映像も実に緻密に作り込まれているので
初回ではよくわからなかった部分が見えて感動がさらに深まりました。
あの映画に関してはZoikhem様、Choye様の意見に全面賛成です。
原作は知りませんが、あのテーマであのアプローチは最善と思います。
あの監督と互角に渡り合った中谷美紀恐るべし、ですね。

Zoikhem | 2006/Jun/11 23:33

>ha様
ここ数年、Zoikhemには邦画が盛り返している様に思えます。
娯楽作も、詩的な作品も、かような超絶な作品も、年に少なくなく出て来ている様に思えるのです。

後は、メディアが真っ当に取り扱えば問題無いのですが、相変わらず本当にひどい出来の韓流映画などを大予算かけて宣伝してますしねぇ(汗)。
溜息のZoikhemです。

おっと、なかには素晴らしい作品もありますよ、韓国の映画にも(笑)。
そうで無い作品も、在り得ない頻度で公開されていますけども。

草加少佐 | 2006/Jun/25 05:38

>今度Zoikhemが寝込んだ際には、choyeの部屋にある『悪魔の花嫁』を全部持ってこさせようっと(笑)。
ああ、誰も反応していない(泣)!

「索敵が後五分早ければ」「山口少将の意見具申を入れていれば」「兵装交換しなければ」(意味不明ですね)

「私が現場にいれば」こんなすばらしいスルーパスは、必ず決めました



多分(汗)

「急にボールが来たので」は、いかんでしょう。
サムライブルーは常在戦場(帝国軍人も)。関西では塾のスローガンとお思いの人も多いですが(笑)。
その昔、闇討ちにあって倒れ、死ぬのは、武士たるものの想定内、OKですが、検屍の際、刀の鯉口を切ってないようだと、常在戦場を心得ぬ武士にあるまじき失態として、改易でしたよ。

話がそれました(汗)。
悪魔の花嫁 読みましたよ、リアルタイムで。エピソードあまり覚えていないのですが、マリーアントワネット編でフランス女王を「レーヌ ド フランス」というと習いました。砂漠の女王編だったか(他の漫画とごっちゃかも)、女王が手に掴んだ砂粒の数ほどの命を悪魔に願い、叶うが、永遠の若さを頼み忘れてと言う落ちがインプレッシブでした。

>「私は大ファンで全巻持ってるYO!人生に必要な事の69%は『女帝』から学んだYO!!」
「69%」は、テクスト論的に深読みすべきところなのでしょうか。
私は、人生に必要なことの51%は、○ labo で学びました。
阿諛追従は切腹ものでしょうか(笑)。

Zoikhem | 2006/Jun/26 19:13

>草加少佐様
ぞうですよ1
Zoikhemの絶好のスルーパスを、皆様違う意味でスルーで(以下略)。

鯉口の件、なるほど、素敵なお話を有難う御座います。
Zoikhemが習っていた剣道教室では、指導の先生に「面」を打って走り抜ける際に後頭部を竹刀でどつかれ、世の不条理を嘆いたものですが、今にして己の不明を恥じ入るばかりです(笑)。

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